1890年 ローマ生まれ。
教養あるイタリア人の家庭に育つ。
叔父は著名な天文学者のジョヴァンニ・スキャパレリ。
結婚によりニューヨークへ移るが破局に至り、娘を連れパリへ渡った後、クチュールのメゾンを開き成功する。
1920年代初期は「イミテーションジュエリー」はあまり良く思われなくなっていたが、彼女はそのような不毛な態
度は彼女の独自性を妨げるものと考えていた。
1936年 大胆な日よけを考え出し、その色を“ショッキングピンク”と名づけシンボルカラーとした。
1937年に初めて発表されたダブルクリップイヤリングによりアクセサリービジネスに入り、瞬く間に成功していった。
彼女は最も魅惑的で革新的なデザイナーであり、時代の中でも最も自由な発想のできる人であった。
そしてそれはサルバドール・ダリなどの多くのアーティスト達との共同の仕事をも可能にした。
ピエールカルダン、ユベール・ド・ジヴァンシィは彼女の元でクチュリエの修行をしている。
1954年 引退し、アクセサリーのみ制作を続ける。2〜3年後にはスキャパレリのジュエリーは制作されなくなった。
1973年 83歳 パリにて他界。
スキャパレリの貢献と彼女の著名な同僚たちは、ファッションの歴史の中で大きな足跡を残し、そのスタイルは今も
いき続けている。

